就活中、最も驚いたこと
今回は、学生から寄せられた'就活中最も驚いたこと'についての生コメントをご紹介します。
「そんなことが行われている企業があるなんて」と採用担当者としても驚く"ありえない話"。
企業が当たり前に行っていることが学生には驚きと映った採用担当者ならヒヤッとする"ありえる話"。
そして、就活生同士で感じた驚きの話の3つに分けてご紹介します。
(全コメント1552件から一部抜粋して紹介)
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- 企業/選考等についての驚き 931件(22ページ)
- 学生についての驚き 431件(10ページ)
- その他驚き 190件(4ページ)
採用担当者も驚く"ありえない話"
- 人事の方がじゃじゃーんと言いながら部屋に入ってきたこと。
(横浜国立大学大学院/理系/男性) - lady gagaとstieve jobs の違いは?と聞かれたこと
(慶應義塾大学/文系/男性) - 三十人、一気に集団面接を行う会社があること
(日本女子大学/理系/女性) - 女子学生が、プライベートで人事の人に誘われていることを聞いて驚きました。
(東京農業大学/理系/男性) - 「ブスは採用しないから」と言われたこと。
(日本女子大学/文系/女性) - 誰でも名前を知っているような大手損害保険会社の社員懇談会で、自分のテーブルの担当の社員が「来週辞めるつもり」と告白して、会社の悪口や暴露話を1時間にわたりぶったこと。
(名古屋大学/文系/男性)
採用担当者ならヒヤッとする"ありえる話"
- リクルーターなどを用いた不透明な採用が実際にたくさんあったこと。
(成蹊大学/文系/男性) - サイレント通知。簡単な不合格の通知でも志望者全てに送るべきである。
(立命館大学/文系/男性) - グループディスカッションの選考で、10分間という短い時間で5グループを人事2人で見るという選考が最も驚いた経験でした。
(立命館大学/文系/女性) - 技術面接中、技術の人は真剣に聞いていてくれたが、人事の人が居眠りをしていた。
(信州大学大学院/理系/男性) - 学歴フィルター。説明会が予約できない。
(立命館大学/文系/女性) - 選考が進むほど、待合室に女子学生が減っていく。女性を積極的に採用しない企業の多さに驚いた。
(慶應義塾大学/文系/女性) - 国際人材が欲しいという企業でも、結局は扱いやすい日本人を求めている。留学経験者や留学生も、日本人らしさがないと採用されない。
(筑波大学大学院/理系/女性)
就活生、当事者同士のリアリティ
- 選考で一緒の学生と帰りに話したら、面接で話したことは全部嘘だと言っていたこと。
(明治学院大学/文系/女性) - 地方と首都圏での学生のレベルの違い。説明会での質問から地方と首都圏でレベルが違っていたこと。
(山口大学大学院/理系/男性) - 世の中には自称就活コンサルタントという人がたくさんいる。その人達の情報や面接テクニックに踊らされている学生がたくさんいる。
(南山大学/文系/男性) - 驚くほど「いかにも」な就活生が多く、これでは選ぶほうも大変だろうと思った。皆が同じ顔に見えていまいち話に信憑性が無く少し怖いくらいだった。就職支援などの活動もあまり一律化しすぎると逆効果なのではないかと思った。
(下関市立大学/文系/男性)
企業の事業/常識は、必ずしも学生に通用しない
選ぶだけでなく選ばれていることも忘れずに
こんなことありえない、と笑いごとのようなコメントもありますが、企業が当たり前のように行っている行為が学生にとっては驚きとうつり、疑問を生じさせていることがわかります。
「リクルーター」制度を導入している企業は、学生にとって納得感ある採用活動をできたのでしょうか。
採用活動のオペレーションの都合上だと思われますが、不合格通知をしない「サイレント」に驚きを感じたというコメントが多く挙がり、学生側の反応は芳しくありません。
そして、「グループディスカッション」の短時間/少人数運営についてのコメントからは、企業もやむを得ない都合だったのでしょうが、企業の選考精度に対する疑いが見られます。
採用活動中、企業は学生の選定を行っていますが、同時に学生も同じように企業を見定めています。企業側の事情を理解してほしいという気持ちは理解できますが、学生にとってはあくまで企業の事情。 学生には企業の事情や常識は学生に通用しないことも多くあります。本コメントを参考に、自社の採用活動を見直すきっかけにしていただければと思います。
調査概要
調査対象 | 2013年度新卒就職活動を行う大学生または大学院生の方 |
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有効回答数 | 3,887名 |
調査方法 | インターネットによる調査 |
就活生の生コメント集 一覧
就活生の生コメント集01~06
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