採用コラム

関西採用の成功~大阪だけでなく京都でも説明会開催

関西採用、成功の3つの秘訣

大半の企業では2014年新卒戦線は終わり、来る2015年新卒採用に向けての採用計画を検討している企業も多いのではないでしょうか?2014年新卒は、当社調査でも明らかになっていますが、活動が短期化・ピーク化しました。そういった中、先日某社の総括セミナーで聞いたところでは、東京の学生の内定率は他の地域の学生よりも10%多く、各社は短期化・ピーク化する採用活動において、東京に主戦場を置かざるを得なかったことが想定されます。

そこで今回は、激化する東京での採用活動を回避する施策として、関西採用の秘訣についてお伝えします。私は、当社西日本統括部の大阪で勤務しておりますが、以前は東京で常駐、出張対応、バックオフィス運営と様々なお客様や学生と対峙してきました。そこから、如何に東京と関西採用が異なるかを実感しており、その経験をお伝えすることで、皆さまの関西採用成功にお役にたてればと思います。

【関西=大阪】ではない! 説明会開催は大阪だけでは不十分

関西での採用活動を考える際、説明会や面接を大阪開催だけで行っていませんか?関東だと東京開催のみが一般的かもしれませんが、関西における学生の行動範囲を考えると、関西採用=大阪開催だけでは不十分なのです。

関西にお住まいの方々にとっては、ごく自然なことなのですが、移動時間の感覚が東京とは大きく異なり、例えば、京都-大阪間、神戸-大阪間、電車でたった30分の距離が、遠いと受け止められています。
実際に、以前説明会を大阪でしか行っていなかった当社のクライアントへ、京都開催も追加で行うことを提案し、実施したところ、説明会総開催日数は変えなかったにも関わらず、説明会動員人数は20%もアップしました。
さらに、京都大学、神戸大学をはじめとした大阪以外の優良大学を狙う上でも、関西での採用を考えるならば、大阪+αでの採用活動展開をお勧めいたします。

標準語=建前、地元の言葉=本音とわきまえる

関西の方々は、地元の言葉を大切にしつつも、日常ごく自然に標準語との使い分けをしながら生活をしています。実際、学生の接客アルバイトや企業人のビジネスシーンなどでは、ほとんどのケースで標準語が使われています。しかし、標準語=official(建前)、地元の言葉=private(本音)という意識がはっきりと働いており、標準語で話しているときは、真に心を許していないのです。

以前、関西の学生に対して、内定承諾フォローを行っていた時のことですが、「学生が話しづらそう。無理に標準語を使っているからかな。」と感じたことがありました。その後、地元が大阪の社員からフォローしてもらったところ、学生は「本当は、別の会社と非常に迷っている」と打ち明けました。その社員が、気さくに地元の言葉でフォローした結果、学生は本音を伝えてくれたのです。

言葉の違いはたった薄皮一枚でも、心理の壁を越えられなければ、真の意味での「口説き」はできません。「口説ける」シチュエーションを創っていくためなど、リクルーター活動の際に大学OBの社員に協力してもらうのと同様に、同郷の社員がフォローできる体制を整えることをお勧めします。

個性/アイデンティティが強い関西人には、
特に個を認めるフィードバックを!

関西の方は、言葉、笑い、文化など地元愛が強く、総じて個性/アイデンティティの強いことが特徴として挙げられます。関西出身の方から、「関西弁を直すつもりはない」「笑いのツボが違う」「関西のTV番組の方が面白い」という言葉を聞かれたことがあると思います。こういったことからも関西人の個性/アイデンティティの強さは明確です。

では、そのアイデンティティの強い関西学生にどう対応すべきかと言えば、答えは「個」を認めるということです。関西採用に取り組むなら、東京採用と同等の対応を行い、且つ「あなただから」「きみにしかできない」「個性が際立っている」など、採用計画段階で「個」を認めるフィードバックができる選考手法/プロセスを検討していただきたいと思います。

関西は、大阪、京都、神戸という3都市を中心に、東京に次いで優良な大学を多く有するエリアです。また関西の採用イベントには多くの中四国の学生が参加しています。しかも、関西まで足を運ぶ中四国の学生は、比較的高いビジネスマインドをもっています。 来期の採用計画立案に向けて、激化した東京での活動だけではなく、関西採用の強化をお勧めします。

西日本統括部 リーダー T.T

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