採用コラム

企業の魅力が100%伝わる新卒採用ウェブサイト

魅力を100%伝え切る新卒採用ウェブサイト

今回のコラムは、当社のパートナー企業である株式会社スケッチ・オブ・デザインの勝又代表から、効果的な新卒採用ウェブサイトのポイントについてお届けします。勝又代表は、採用ウェブサイトだけではなく、様々な企業ウェブサイトも手掛けていますので、幅広い視点から見た効果的な新卒採用ウェブサイトの構築手法は、興味深い内容となっています。

採用活動はよく『管理部門に属しながら、むしろ営業によく似ている』と言われますが、営業として捉えると、非常に難易度が高いことがわかります。それは、形がなく「実物を見せる」ことがやっかいだからです。そのためか採用活動での広報は、企業ブランドやイメージ戦略に負うところが大きいのが現状。これが企業と人材とのミスマッチや、一部企業への一極集中というアンバランスを生む要因となっています。
そこで今回は、ウェブマーケティング視点から、新卒採用ウェブサイトで貴社の魅力を100%伝え切るポイントをご紹介いたします。

社員紹介は究極の「利用者の声」である

たとえばレストランを選ぶ時。口コミサイトでの評判をあてにしませんか?体験するまでわからないものは、利用者の声こそがよりどころ。
それは新卒採用も同じです。もし自社の教育制度や福利厚生が魅力的ならば、ただカタログ的に並べるのではなく、利用者の声を添えましょう。新卒採用ウェブサイトでは社員紹介こそが、究極の利用者の声なのです。
社員紹介は、どんな社員がどんな仕事をしているかの説明にとどまるものではありません。ある社員が入社前と入社後とで、どんな成長や変化を遂げたかを描くことによって、間接的に自社を浮き彫りにできるコンテンツなのです。
ですから、その社員独自のコンテンツでなければならなく、顔と名前を変えても成立するようなものではいけません。言わばその社員の生きざまが醸し出されるようなものであればあるほど、自社の姿が学生の前にありありと浮かび上がってくるはずです。

「誰が言ったか」は「何を言ったか」以上に大切

小売業に「人気(ひとけ)」という言葉があります。見知らぬ町で飲食店を探す時、閑古鳥が鳴いているお店に入ろうと思うでしょうか?「人気」がないところに人は寄り付きません。そして、例え「人気」があっても、それが、自分にとって相応しくない場合はどうでしょう?女性ばかりいる店舗に男性が入るのは少し勇気がいるかもしれません。
実はこの「人気」は新卒採用ウェブサイトにおいても重要です。採用したい学生が共感する写真やメッセージを掲載しましょう。また、同じ言葉でも「誰が言ったか」によって、伝わり方も、リアリティも、そして意味さえも変わってきます。例えば、自社の未来は社長が、事業展開は実際の推進者が、教育制度は研修担当が、社運をかけたプロジェクトはそれを乗り越えたメンバーが語る、それだけで言葉の重みが増すのです。一つひとつのメッセージに、写真と名前・肩書きを添える意味はこのためです。

勇気を持ってデメリットも伝える

『うまい話には裏がある』と言います。本能的にそれを罠だと悟るのです。学生が『新卒採用ウェブサイトは人事が都合いいことばっかり書いているんでしょ』と話半分でとらえるのもそのためです。
採用広報にはスクリーニングの意味もあると割り切り、正直に、自社の弱みや脅威も、泥臭い部分さえもさらけ出すこと、逆説的ではありますが、これが信用を得る近道です。
例えば、正直にさらけ出す為に「社員の一日のスケジュール」を活用することができます。しかし、巷では紋切り型の、メールチェックに始まり、楽しいランチタイムを挟んでちょうど定時に終わる、といったものが溢れています。ここから学生は何を読み取れるのでしょう。
ある会社では、「シチュエーション別スケジュール」と題して、社員ごとに異なるパターンを掲載してもらいました。1パターン目としては「通常時」「繁忙期」「イベント出展日」、2パターン目としては「プロジェクト立ち上げ」「リリース前」「海外出張時」など、繁閑はもちろん仕事内容もバラエティに富ませたのです。

日本の新卒採用は「ポテンシャル採用」とも言います。中途採用のような即戦力、つまり"今"を担う人材というよりは、"未来"を担う人材を求めるもの。それなら、学生が将来の自分をイメージできる社員紹介、仲間からの重みのあるメッセージ、そして嘘偽りのない自社の姿を共有していくべきではないでしょうか。自社を100%伝えきることで自社の課題解決は、学生にとっての使命となり、同時に希望となっていくものです!

株式会社スケッチ・オブ・デザイン 代表 勝又 啓太

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